食と生活ジャーナル

2014_10_22 wed
 
  
  
協議会加盟企業の商品に貼付されるマーク。4つの区分に分けられていてユーザーの食事機能などによって食べられる商品がわかるようになっている。
  
       
  
マーク貼付例:エネルギーゼリーもも味(ハウス食品)区分[3]:舌でつぶせる。
  
  
  
マーク貼付例:こしひかりのやわらかごはん(和光堂)区分[2]:歯ぐきでつぶせる。
  
 
    
 
  
    
 
  
    
 
  
    
 
  
    

ユニバーサルデザインフード入門
介護食品の基準を構築
利用者本位の分かりやすさを

「介護食品」とひと言でいわれても、その人によってのとらえ方はいろいろだと思います。

現在「超高齢社会」を驀進中のわが国では、この「介護食品」の定義やあり方について改めて整理、認識をしようと施策が練られ始めています。

しかしすでに業界内では10年以上も前から、このカテゴリーについての規格がしっかりと練られていました。その中心となっていたのが日本介護食品協議会(本部東京都千代田区)です。

今回は同協議会が自主規格によって構築した「ユニバーサルデザインフードマーク」について、藤崎 享事務局長にお話を聞きました。

---まず「ユニバーサルデザインフードマーク(UDFマーク)」発足の経緯をお聞かせください。

藤崎:介護食品と言っても当初から決められた定義はなく、メーカーによってそれぞれ製造規格や表示方法も異なっていました。 これをできるだけ一元化して、利用者の方の不便を解消しようという働きかけが2002年の当協会の発足につながり、自主規格に適合した商品に付与する 「UDFマーク」の施行となりました。

---協会の自主規格とは。

藤崎:メーカーによって異なっていた製造規格を統一して「食べやすさ」「使いやすさ」についての区分けを行ないました。現在、UDFマークで分類できるのは、食品のかたさや粘度に応じて見分けることができる「4区分」に加え、とろみ調整の目安についても統一の基準を設けました。

---利用者が自分に適した食品を見分けやすくなるわけですね。

藤崎:はい。実際に召し上がる方や介護される方が一目でわかるように、UDFマークとともに区分が表示されています。 例えば、召し上がる方の食事機能が、容易にかむことができるなら「区分1」(容易にかめる)を選んでいただけます。 もしも、まったくかめない方でしたら「区分4」(かまなくてよい)の表示があるものを選んでいただくという流れです。

---UDFマーク付き商品はどこで購入できますか?

藤崎:現在、協議会加盟企業62社による約1200種類のUDFマーク付き商品が市場で取り扱われています(業務用含む)。 通販、スーパーやドラッグストア、百貨店、介護用品店などで販売されています。

---(次回以降・つづく)

リンク先
ユニバーサルデザインフード【日本介護食品協議会】
http://www.udf.jp/

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